不安神経症ってどんな病気?/吉祥寺エリアの鍼灸院といえば吉祥寺αはりきゅう院

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不安神経症ってどんな病気?

不安神経症がどんな病気で、なんで鍼灸が効くのかまとめました

不安神経症とは

不安神経症は、一般的に不安や恐怖などの強い感情によって特徴づけられる精神障害の一つです。
別名で「不安障害」とも呼ばれることがあります。
不安神経症は、個人の日常生活に支障をきたす程度の激しい不安感や心配、恐れによって特徴づけられます。

不安神経症の主なタイプ

パニック障害

突然強い恐怖感が襲い、心拍数が増加し、息切れやめまい、吐き気などの身体的症状を伴います。
これらの発作は予測不可能であり、次回の発作を恐れることがパニック障害の特徴です。

社交不安障害

社交場面での人前で話すことや他の人と交流することが非常に恐れられ、避けようとする傾向があります。自己評価が低く、否定的な思考が支配的になることもあります。

一般性不安障害

日常生活のさまざまな側面に対して、持続的かつ過度な不安や心配が存在します。
心身の緊張、集中力の低下、睡眠障害などがみられることがあります。

強迫性障害

強制的な思考(強迫観念)やそれに対抗するための反復的な行動(強迫行為)が特徴です。
例えば、手を何度も洗う、特定の物を確認するなどの行動が挙げられます。

不安神経症の要因

不安神経症は、複数の要因によって引き起こされる複雑な状態です。
具体的な原因は完全には解明されていませんが関与が言われているのは以下のものです。

【遺伝的要因】
遺伝学的な要因が不安神経症の発症に影響を与えることがあります。遺伝的な傾向が家族内で見られることがあり、特定の遺伝子に関連する変異が不安障害のリスクを高める可能性があります。

【脳化学の変化】
脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど)のバランスが崩れることが、不安神経症に関連しています。これらの神経伝達物質は感情、心理的反応、ストレス応答を制御する役割を果たしており、その不均衡が不安や恐れの症状を引き起こす可能性があります。

【環境要因】
早期の生活経験やストレス、トラウマ、不安を引き起こす環境要因が、不安神経症の発症に寄与することがあります。特に過度のストレスや心理的な外傷は、脆弱な心の健康を持つ個人にとって不安症状を悪化させる可能性があります。

【認知的要因】
不安神経症の人々は、認知的に(思考や信念によって)不安を引き起こす傾向があります。例えば、過度にネガティブな思考パターン、自己効力感の低下、過剰な心配などが不安症状を強化することがあります。

これらの要因が相互に影響し合い、不安神経症の発症や症状の悪化に寄与することが考えられています。

不安神経症の具体的な症状や経過は個人によって異なりますが、心理療法や薬物療法などの治療法により、症状の改善や管理が可能な場合があります。
早期の診断と適切な治療は、日常生活の質を向上させることにつながります。

東洋医学的には

不安神経症の東洋医学的病態は、西洋医学とは異なる視点から捉えられます。
東洋医学は、体のエネルギーやバランス、気の流れを重視します。

東洋医学的な視点では、不安神経症の治療は、体のエネルギーのバランスを整えることや心身の調和を取り戻すことが重要とされます。
漢方薬、鍼灸、気功、食事療法、心身調整法などが東洋医学的アプローチの一部として用いられます。

気の乱れ

東洋医学では、「気」と呼ばれるエネルギーが体内を巡って健康を維持していると考えられています。
不安神経症の場合、心身のストレスや情緒的な問題によって気の流れが乱れるとされます。
気の滞りや不足が不安症状を引き起こす可能性があります。

脾虚

脾は東洋医学で消化・吸収を司る臓器で、体内のエネルギーを生成する役割を持ちます。
脾の機能が低下することで、体力の低下や不安感、過度の心配、不安定な気分などが現れるとされます。

肝気の不調

肝は東洋医学で感情やストレスに関連付けられ、肝気の不調が不安神経症の症状に影響を与えるとされます。
肝気の不調は、イライラ、怒りっぽさ、睡眠障害、頭痛などに現れることがあります。

腎虚

腎は東洋医学で生命の根源とされ、エネルギーの貯蔵と調整を担っています。
腎の機能が低下する「腎虚」が、不安神経症の原因や症状の一部に関連付けられることがあります。

当院での不安神経症に対する鍼灸

不安神経症は、長期的な過度の不安や恐怖心が日常生活に影響を与える障害で、心理療法や薬物療法が主な治療法として推奨されますが、鍼灸は補完的な治療法として施術されます。

当院では、まず治療を行う前に自律神経測定器で自律神経の状態を把握した上で治療に活かしていきます。
自律神経の交感神経が優位か、または副交感神経が優位かで施術法や使用経穴が異なってきます。
また、初診時に問診時間をとって詳しく病態を把握していますので些細な体の気になることでもご遠慮なくご相談ください。

鍼灸の効果

リラクゼーション効果

鍼灸はリラクゼーション効果をもたらすことが知られています。
不安神経症はストレスと深く関連しており、リラクゼーションによって心身の緊張が緩和されることで、不安感の軽減に向かわせます。

自律神経の調整

不安神経症は自律神経のバランスの乱れにも関連している場合があります。
鍼灸は自律神経の調整に働きかけるとされており、交感神経と副交感神経のバランスを整える助けとなる可能性があります。

エネルギー流れの調整

鍼灸は東洋医学の考え方に基づいて、体内のエネルギーの流れを調整し、身体や心の調和を促します。

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