春のうつ病
「暖かくなってきたのに、なぜか気分がひどく落ち込む」
「新しい環境に馴染もうと必死で、夜に動悸や不安感が襲ってくる」
「朝、体が鉛のように重くて起き上がれない」
春は、卒業や入学、就職、異動などの、生活環境がガラリと変わる時期です。
想像以上に「適応しようとするストレス」が大きく、知らぬ間に心身が限界を迎えてしまうことがあります。この時期の不調は、いわゆる「五月病」の前兆であったり、季節性うつ病(SAD)の一種であったりすることも少なくありません。
吉祥寺にある当院では、「乱れた自律神経のスイッチの切り替えの調整」を軸に、春のつらい不調に寄り添います。

春にうつ症状が強まる主な要因
激しい寒暖差と気圧変動
1日の中でも気温差が激しく、自律神経が体温調節のために酷使され、疲弊してしまいます。
そのため、自分自身の少しの不調に自律神経が追い付くことが難しくなります。
「昇進・移動・引越し」による環境の変化
たとえ「おめでたい変化」であっても、環境の変化は脳にとって大きなストレス要因(ストレッサー)となります。
日照時間の急増
冬から春にかけて急に日が長くなることで、体内時計を司るホルモン(セロトニンやメラトニン)のバランスが一時的に崩れやすくなります。
東洋医学から見た「うつ」:肝(かん)の高ぶり
東洋医学において、春は五行の「木(もく)」に属し、内臓では「肝」が主役となる季節です。
肝気鬱結(かんきうっけつ)
「肝」は情緒の安定をを司りますが、春の気候によってこの肝の気が滞ると、
イライラや抑うつ、喉の詰まり(梅核気)が起こりやすくなる症状を肝気欝結といいます。
肝火上炎(かんかじょうえん)
滞った気が熱を持ち、頭に昇ると、不眠や激しい動悸、目が充血するといった興奮状態を招きやすくなることを肝火上炎といいます。
血虚(血の消耗)
春は肝が弱り血を消耗しやすく、身体全体に栄養が行き渡らなくなると、不安感や集中力の低下が顕著になります。
当院の鍼灸治療
当院では、自律神経測定器で現在の自律神経のバランスを確認してから
自律神経の調整の施術をしていきます。
自律神経を整えることで次の効果が期待できます。
脳の興奮を鎮める頭への鍼
頭部のツボを刺激することで脳を「休息モード」へ切り替えます。
うつ症状がある方は、たくさん考え込んだり悩んだりされていて頭が凝り緊張感があります。
寝ているときにも無意識に考えてしまっている方もいらっしゃいます。
頭部に鍼をすることで、頭の緊張感を取り除くことができ、リラックス効果があります。
幸せホルモンの分泌を促す
鍼灸の刺激は、多幸感や安心感をもたらす「オキシトシン」や「セロトニン」の分泌が促進されます。
身体の強ばりを徹底除去
「心の緊張は、体の緊張に現れる」
首・肩・背中のこわばりを解くことで、心の重荷を軽くしていきます。

心の辛さでお悩みの方へ
春はみんなが楽しそうに見えて、自分だけが取り残されているような孤独感を感じやすい時期です。
しかし、それはあなたの心が弱いのではなく、季節の大きなエネルギーに体が懸命に適応しようとしている結果です。
鍼灸を通じてあなたの「心のブレーキ」を優しくリリースし、穏やかな春を過ごせるよう全力でお手伝いいたします。ぜひ当院へご相談ください。

