〜鍼灸で整える呼吸と体のバランス〜
「夜中や明け方に咳が止まらない」
「息を吸うと胸が苦しい」
「季節の変わり目や疲れたときに発作が出やすい」
このような症状でお悩みの方は、喘息と診断されている、あるいはその傾向があるかもしれません。
喘息は気道に慢性的な炎症が起こり、発作的に咳や息苦しさが出る疾患で、長期的な管理が重要とされています。
喘息とは?主な症状
喘息は、気道が過敏になり、ちょっとした刺激でも狭くなることで呼吸がしづらくなる病気です。
・ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴
・夜間や早朝に強く出る咳
・胸の圧迫感・息苦しさ
・風邪や疲労をきっかけに悪化する
・季節の変わり目、気温差で症状が出やすい
なぜ喘息は悪化しやすいのか?
喘息の背景には、アレルギー反応だけでなく、自律神経の乱れや体調不良が深く関係しています。
・ストレスや緊張
交感神経が過剰に働くと、気道が収縮しやすくなります。
・疲労・睡眠不足
体の回復力が落ち、炎症が強く出やすくなります。
・冷えや血流不足
首・背中・胸まわりが硬くなると、呼吸が浅くなります。
東洋医学からみた喘息
東洋医学では、喘息は主に「肺」「脾」「腎」の働きの乱れと関係すると考えます。
肺:呼吸・免疫を司る
脾:エネルギーと水分代謝に関与
腎:呼吸を深く支える土台
これらの働きが弱ると、痰が絡みやすくなったり、息が浅くなったりします。
鍼灸では、呼吸器だけを見るのではなく、全身のバランスを整えることで発作が起こりにくい状態を目指します。

鍼灸ができる喘息の方へのサポート
当院の鍼灸治療では、以下の点を目的に施術を行います。
【自律神経の調整】
緊張状態をやわらげ、呼吸をしやすい状態へ
【呼吸に関わる筋肉の緩和】
首・背中・胸まわりの緊張を和らげ、胸郭の動きを改善
【体質改善のサポート】
疲れやすさ・冷え・ストレスへの耐性を高める
よく使われるツボには、
・定喘(ていぜん):喘息特有のツボ
・肺兪(はいゆ):呼吸機能のサポート
・天突(てんとつ):喉・胸のつかえ感に
・足三里(あしさんり):体力・免疫の底上げ
などがあります。

