ホルモンバランスを整える鍼灸〜多嚢胞性卵巣症候群へのアプローチ/吉祥寺エリアの鍼灸院といえば吉祥寺αはりきゅう院

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ホルモンバランスを整える鍼灸〜多嚢胞性卵巣症候群へのアプローチ

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)はホルモンバランスの乱れによる排卵障害です。 鍼灸は体質改善を促し、ホルモンバランスを安定させてくれます。

多嚢胞性卵巣症候群とは

「生理がなかなか来ない」「基礎体温が安定しない」「なかなか妊娠できない」
このようなお悩みの裏側に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が隠れていることがあります。

PCOSは、卵巣に多数の小さな卵胞が溜まり、排卵しづらくなる疾患です。
月経不順や無月経、ニキビ、体毛が濃くなる、体重増加などの症状があり、不妊の原因にもなります。

原因とは?

ホルモンバランスの乱れ

■ 男性ホルモン(テストステロン)の過剰分泌
PCOSでは、男性ホルモン(テストステロン)が多く分泌されやすく、これにより卵胞が成熟しにくく、排卵障害が起こります。

■ LH(黄体形成ホルモン)の過剰分泌
脳の視床下部・下垂体から分泌されるLHが過剰になると、男性ホルモンの分泌がさらに増え、排卵障害が進みます。

■ FSH(卵胞刺激ホルモン)の低下
通常はFSHが卵胞を成熟させますが、PCOSではLHが優位になることでFSHが不足し、卵胞の成長が止まってしまいます。

インスリン抵抗性

インスリン抵抗性とは、血糖を下げるインスリンの効きが悪くなる状態です。

血糖値を下げるために過剰にインスリンが分泌され、その影響で男性ホルモンの分泌がさらに促進され、排卵障害や肥満を招く悪循環が生じます。

遺伝的要因

家族性の傾向も指摘されており、母親や姉妹にPCOSのある人は、発症リスクが高まることがあるといわれています。

生活習慣・環境要因

運動不足や食生活の乱れ、肥満、過度なストレス、睡眠不足なども、ホルモンバランスやインスリン抵抗性を悪化させ、PCOSの発症に関与する可能性があります。

東洋医学的考え方

東洋医学では、PCOSは「腎(じん)」「肝(かん)」「脾(ひ)」のバランスの乱れから起こると考えます。

腎:生殖機能を司り、妊娠力と深く関わる

肝:気血の巡りを調整し、ストレスや感情の影響を受けやすい

脾:消化吸収と血の生成に関わり、体質に大きな影響を及ぼす

鍼灸では、これらのバランスを整え、ホルモンの安定化と排卵の促進を目指します。

鍼灸施術で活用される主なツボ

● 関元(かんげん)
おへそから指4本下にあるツボで、生殖機能を高め、月経トラブルを改善します。

● 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上にある女性の健康に欠かせないツボ。ホルモンバランスを整え、冷えや血行不良にも効果的です。

● 太衝(たいしょう)
足の甲、親指と人差し指の間にあるツボで、ストレスの緩和と気血の巡りを改善します。

● 中脘(ちゅうかん)
お腹の中央に位置し、胃腸の働きを整え、消化力を高めて代謝をサポートします。

まとめ

鍼灸は、自律神経を整え、自然治癒力を高めホルモンバランスを内側から調整する治療です。
PCOSの症状はすぐに改善するものではありませんが、継続的に体の内側から整えることで、月経周期の安定や排卵の促進が期待できます。

薬だけに頼らず、体質から改善したい方や妊活中の方にもおすすめのアプローチです。
当院では、カウンセリングを重視し、一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイドの鍼灸治療を行っています。
「整える力は、あなたの体の中にある」
心身のバランスを取り戻すお手伝いを、鍼灸で始めてみませんか?

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