突発性難聴の治療で大切なこと/吉祥寺エリアの鍼灸院といえば吉祥寺αはりきゅう院

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突発性難聴の治療で大切なこと

当院には突発性難聴でお困りの方が多くご来院されます。 突発性難聴は治癒率があまり高くない難しい病気です。 鍼灸ではどのようにして突発性難聴を治療していくのか当院の考え方をお伝えします。

突発性難聴とは?

突発性難聴とは急性に起こる感音障害型難聴でめまい、耳鳴り、耳閉塞感などの症状を伴います。
通常は片側だけに発症しますがまれに両側発症が見られます。
難聴は特に高音域に起こり、聴力が戻らないままになってしまうことが多い病気です。

突発性難聴の原因

突発性難聴は原因が明確にされていません。
現段階では、
・循環障害説
・ウイルス感染説
・自己免疫疾患説

があります。
最近のガイドラインでは細胞内ストレス制御機構の異常亢進説という新しい説も発見され研究が進んでいます。

ただガイドラインや様々な論文を読む中で「循環障害説」が一番有力なのではと思います。
というのも、突発性難聴の治療は基本ステロイドが使われるのですが、それと同時にプロスタグランジンE1という血管拡張作用がある薬を使うことで高音域の難聴が回復したとの報告が挙げられています。

また台湾の研究では突発性難聴患者の方が脳卒中発症率が高かったとデータが出ており、潜在的に体の循環状態は良くないことが考えられます。

もう一つ心内膜症の患者が突発性難聴を発症した際に、内耳に繋がる血管が詰まっていたことも発見されています。

このことから突発性難聴は循環障害が最も関わっているのではないかと考えることができます。

突発性難聴への鍼灸治療

では実際にどのように治療をしていくのか?ということですが、

鍼灸治療で一番重要視していることは
「首、肩の余計な緊張を取り除き頭部への血流を促すこと」です。

これは多くの難聴を治療してこられた鍼灸師たちも言っており当院でも一番重要と考えます。

ではなぜ首や肩の緊張を取ることが重要なのか?

耳は音を感じ取る器官として「内耳」というものがあります。

この内耳の血管は、心臓から出て首の狭い隙間を通って繋がっています。
もしストレートネックがあったり、首がめちゃくちゃ凝っていたとすると、この血管はただでさえ狭い隙間を通っているのにさらに圧迫を受けることになります。

そうすると圧迫された先の器官へ十分な血液が回らなくなります。
血液は栄養を運んだり、老廃物を流す役割があります。
循環が悪くなることで栄養が足りなくなったり、老廃物が溜まってしまうことでその器官はダメージを受けます。それが突発性難聴の発症の原因の1つと考えられている説です。

内耳には直接鍼を打つことはできないので、首や肩の状態を良くして内耳にしっかりと血液が回る状態にすることで機能が落ちてしまった内耳を復活させようとしています。

当院の治療の方針

当院の突発性難聴の治療方針は3つの柱があります。

1つ目は自律神経を整えること。
2つ目は首肩の緊張をしっかり取ること。
3つ目は耳のツボを刺激し耳の機能を上げること。

この3つをしっかりとやることで病院でなかなか変わらなかった症状も変わる可能性があります。

先程お伝えした首肩の緊張を根本から取るためには自律神経を整えていく必要があります。
自律神経が乱れていると身体は興奮状態で筋肉は緊張します。
緊張しやすい状態のまま筋肉をほぐしてもなかなか思うような効果が得られにくくなってしまいます。

そこで自律神経を調節することで根本から体が良くなっていきます。

体の状態が良くなると本来持っている自然治癒力も向上し改善する可能性が上がります。

鍼灸は薬とは違い、直接患部に作用するというよりは体全身の状態を良くすることで回復を目指す治療法です。
直接ではない分効果の出方に差が出てしまいますが、副作用はほとんどなく、また病院では治らなかった病気も治ってしまう非常に可能性にあふれて治療法です。

突発性難聴以外にもこの症状治せるかな?というものもお気軽にご相談ください。

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