低音性難聴の鍼灸治療について
「最近、低い音が聞こえにくい」「耳が詰まったような感じがする」「自分の声が響いて不快」このような症状に悩まされていませんか?
それは低音性難聴かもしれません。
低音性難聴は、低い音が聞こえにくくなる難聴の一種で、耳鳴りや耳の閉塞感、聴覚過敏などを伴うことがあります。日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながるため、早めの対処が重要です。
近年、低音性難聴に対する鍼灸治療の効果が注目されています。
鍼灸は、副作用が少なく、身体への負担が少ない治療法として、多くの方に選ばれています。
低音性難聴とは?
低音性難聴(急性低音障害型感音難聴:ALHL)とは、
内耳のリンパ液の増加や循環不良などが原因で起こると考えられています。具体的な原因はまだ解明されていませんが、ストレスや疲労、睡眠不足、気圧の変化などが関与すると言われています。
20~30代女性に好発します。
主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。
・低い音(男性の声、車のエンジン音など)が聞こえにくい
・耳が詰まったような感じがする
・耳鳴り(特に低い音)
・聴覚過敏(特定の音が響いて不快に感じる)
一般的に片耳に症状が現れ、とくに耳の詰まりが気になる方が多いです。
症状は反復することがあるが、めまいは伴わないことが特徴です。
これらの症状は、日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながります。
当院の治療
低音性難聴の方は、何らかの原因で自律神経系の機能が低下し、内耳のリンパ液の調整ができなくなり、リンパ液が溜まってしまうことが起こるのではないかといわれています。
自律神経の機能低下を起こす要因として、ストレスや疲労、睡眠不足、気圧の変化などが考えられます。
当院では、リンパの循環、血液循環、内臓機能、免疫機能などを主る自律神経のバランスを機械で測定し、お身体の状態を把握した上で治療へ移ります。
まず、うつ伏せで首や肩周りの筋緊張を和らげ耳周りの血行を促進し、次に仰向けで耳周りのツボに鍼やお灸で刺激を与えます。
また、東洋医学的観点から「腎」「肝」をはじめとした五臓六腑の機能調整のツボや気・血・水を補うツボなどを取り入れます。
さらに、自律神経の調整施術を行うことで内耳リンパ液の循環を促進し、全身的な血行促進と内臓機能や免疫機能を整え、症状が治癒しやすいお体の状態へ整えていきます。
低音性難聴によく用いるツボ
・耳門(じもん):耳珠上の切痕と下顎骨の間にあるツボ
・聴宮(ちょうきゅう):耳門と聴会の間にあるツボ
・聴会(ちょうえ):珠間切痕と下顎骨の間にあるツボ
・翳風(えいふう):耳の後ろにあるツボ
・足三里(あしさんり):全身の調整、気を整えるツボ
これらのツボをひとりひとりに合わせて鍼や灸で刺激をしていきます。
まとめ
低音性難聴は、ストレスと深い関りがあるといわれています。
ストレスを溜めないように、睡眠時間の確保、バランスの良い食事、適度な運動をするように心がけましょう。
また、脱水症状は症状を悪化させる原因にもなりますので、水分補給はこまめにしましょう。
鍼灸治療で自律神経を整えることで、自然治癒力が高まります。
低音性難聴でお悩みの方は、ぜひ吉祥寺αはりきゅう院へご相談ください。