60代男性。1年前に帯状疱疹になり肋間神経痛を発症。
肋間神経痛を発症後約1年ほどペインクリニックへ通院したりリリカ(神経の興奮を抑える薬)等の薬を飲むも症状が変わらず鍼灸治療を受診。
特定の動きでの疼痛出現はないが、決まって夜、入浴後の食事の際や就寝前に激痛が左脇腹からお腹にかけて出現。
痛みが出ている部分は表面上も赤くなっており、軽く触れるだけでも表面がピリピリと痛むような状態でした。
自律神経の状態
自律神経測定器の結果は交感神経が高ぶっており、副交感神経への切り替えができにくい状態でした。そのため、体本来の自然治癒力や免疫力が下がってしまっているため今回のように1年近く肋間神経痛が改善しないのではと考えます。
実際の治療
自律神経の調整を行う治療と、肋間神経の大元の部分に対して鍼灸治療を行いました。
お仕事の都合もあり治療は1週間に一回。
経過
1回目
治療前ビリビリとした痛みだったのがピリピリになり少し痛みが和らいだ。
その日の夜激痛が出ることなく眠ることができた。
痛みも10段階中2くらいまで軽減。
2回目~6回目
良い時と痛みが強い時と波があるが痛みの出る頻度や強さは減っている。
7回目~10回目
痛みを感じる範囲が狭くなった。
以前は毎晩出ていた痛みも安定して出なくなってきた。
現在も完治に向けて通院中。
この患者様は発症から約1年経過して鍼灸治療を開始されたので完治まで時間がかかることが見込まれましたが思ったより早い段階で症状の改善が見られました。
当初は一進一退だった症状も治療開始から1か月を過ぎたあたりから安定して痛みが少なくなってきました。
3か月を過ぎたころからは毎施術ごとに確実に改善に向かっており順調に治療が進んでいます。
このように肋間神経痛の痛みのある部位だけでなく、自律神経を調節することで自然治癒力が上がり改善していきます。