後頭神経痛とは
後頭神経痛とは、後頭部から首にかけての神経が刺激されることで発生する鋭い痛みを特徴とする頭痛です。
主に、大後頭神経・小後頭神経・第三後頭神経が関与しており、これらの神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすることで痛みが生じます。
症状
・後頭部から側頭部にかけての鋭い痛み
・片側または両側に発生する電撃のような痛み
・頭皮のピリピリ感やしびれ
・首や肩のこりを伴うことが多い
・一定の姿勢(うつむき姿勢など)で痛みが悪化
原因
・首や肩の筋肉の緊張(デスクワークやスマホの長時間使用による影響)
・ストレスや疲労の蓄積
・頸椎の問題(椎間板ヘルニア、頸椎症など)
・頭部や頸部の外傷や手術後の影響
・血流不良による神経の圧迫
西洋医学的治療
・薬物療法(鎮痛剤、抗炎症薬、筋弛緩薬など)
・神経ブロック注射(ステロイドや局所麻酔薬を用いる)
・理学療法(ストレッチや温熱療法)
・手術(重度のケース)
当院の治療
1.緊張した筋肉を弛緩していく
後頭神経痛の多くは、首や肩周辺の筋肉が過度に緊張することで神経を圧迫し、痛みを引き起こすといわれています。鍼灸によって以下の筋肉を緩めることで症状を軽減します。
・僧帽筋(肩こりの主な原因となる筋肉)
・後頭下筋群(後頭神経の近くに位置する)
・胸鎖乳突筋(首の側面の筋肉で、頭痛の原因にもなりやすい)
2.血流の改善と炎症の抑制
後頭部や首周辺の血流が悪くなると、神経の圧迫や炎症が起こりやすくなります。
鍼灸治療によって血流を促進し、炎症を鎮めることで痛みの緩和を目指します。
3.自律神経の調整
後頭神経痛はストレスや自律神経の乱れとも関係が深いと考えられています。
鍼灸治療で副交感神経を優位にし、リラックス効果を促すことで症状を改善していきます。
4.後頭神経痛に効くツボ
・風池(ふうち)後頭部のくぼみの外側に位置します
頭痛・首こりの緩和、自律神経の調整
・天柱(てんちゅう)首の後ろ、後頭部の中央寄りに位置します
首や肩の緊張を和らげる
・百会(ひゃくえ)頭頂部の真ん中に位置します
頭痛やストレスの軽減
・合谷(ごうこく)手の甲、親指と人差し指の間に位置します
万能のツボ、全身の気血の流れを改善
まとめ
後頭神経痛は、日常生活に支障をきたすほどの強い痛みを伴うことがあり、適切な治療が求められます。鍼灸治療は、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで痛みの軽減に貢献します。
また、自律神経を整える効果も期待できるため、ストレスが原因となるケースにも有効です。
薬物療法や神経ブロックと併用することで、より効果的な治療が可能となります。
後頭神経痛に悩んでいる方は、ぜひ一度鍼灸治療を試してみてください!