「あの頃自分には戻れないかもしれない…」
そうつぶやいたのは、30代女性のAさん。
Aさんは数年前から原因不明の疲れや憂うつ感に悩まされていました。
「目覚めるのが辛い。何をしても楽しいとか考えない」
そんな日々が続いて、友人からの誘いも途切れるように。
心療内科を受診し、うつ病と診断され、薬を飲むことも改善が考えられず、どうしたらいいのか悩んでいました。
鍼灸治療との出会い
そんな時、Aさんがたまたま目にしたのが「うつ病に鍼灸が効果的」という情報でし
た。
日々や体調の変化について詳しくお話ししていただきました。
東洋医学的な診断では、「気」の滞りと「心」の弱まりが原因と考えられ、
肩こりや頭痛などの随伴症状も多く、自律神経測定器の結果でも自律神経がかなり乱れている状態でした。
鍼灸治療のスタート
Aさんの治療は、まず自律神経のバランスと全身の気の流れを整えるところから始まりました。
特に「心」と「肝」のバランスを重視し、頭痛や肩こりを改善する施術を行い、
同時に自律神経を整えるツボにも鍼とお灸をしていきました。
1回目の施術後、Aさんは「少し体が軽くなった気がする」と感じました。
数回施術を行って、肩こりが和らぎ、以前よりも熟睡できるように。
気分の落ち込みも徐々に軽減され、友人と久しぶりに食事に行けるまでになりました。
鍼灸がもたらす変化
Aさんは治療を続けている中で「鍼灸は身体だけでなく、心も軽くしてくれるんですね。前の私に少しずつ戻ってきている気がします」と仰っていただけました。
現在も定期的に施術を受けており、ストレスがかかりやすい時期には追加で通院するなど、自分の体と心のケアを続けていただいております。
あなたの心と体をつなぐために
Aさんのように、うつ病の症状に悩みながらも改善を目指す方は少なくありません。
鍼灸は、心と体のバランスを整える治療法として、日常のケアに取り入れることができます。
疲労感や気分の落ち込み、体の不調に悩んでいるなら、一度鍼灸を試してみませんか?
まずはお気軽にご相談ください。