シェーグレン症候群とは？

シェーグレン症候群とは、涙液、唾液の分泌低下を来す眼乾燥症(ドライアイ)と口腔乾燥症(ドライマウス)を主症状とする乾燥症候群です。
多くの方が全身性エリテマトーデスや関節リウマチなどの膠原病を合併していると言われています。

シェーグレン症候群の乾燥症状に対する鍼灸治療

直接的なアプローチ

シェーグレンの乾燥症状に対する鍼灸治療は顔にある下関(げかん)と翳風(えいふう)というツボを使います。
下関(げかん)は深部に耳下腺という唾液分泌腺があります。また三叉神経という顎を動かす筋肉を支配している神経も近くにあります。

翳風(えいふう)は深部に顔面神経が走行しており、これらの神経が鍼灸治療で刺激されることで涙液や唾液の分泌が改善されると考えられています。

また多くの方が合併するレイノー現象(手指の冷感)の治療には手三里(てさんり)というツボと指の間に鍼を刺します。

全身へのアプローチ

シェーグレン症候群は様々な疾患を合併していることが多いです。
そういった方は主症状だけでなく首肩の強いコリや痛み、全身のだるさなどを訴える方が多くいます。
局所的なアプローチも大切ですが、その人の全身を診て、体全体を整えていくことでその人が本来持っている治癒力を上げ症状の改善に導きます。

当院では自律神経の治療を得意としており、治療が終わったあとはリラックスできたとお声をいただいております。

吉祥寺αはりきゅう院だからできること

当院には様々なお悩みをお持ちの方がご来院されます。
自律神経の不調を始め、慢性副鼻腔炎、帯状疱疹、モートン病など多岐に渡ります。
またそういった珍しい疾患でなくても肩こり、腰痛といった一般的なお悩みの方もご来院されます。
多くの方を診てきた吉祥寺αはりきゅう院だからこそできる治療もありますので、
「この症状どこに行ったらいいの？」という方はお気軽にご相談ください。