動悸とは…？

動悸は、心臓が通常よりも速く、強く、または不規則に鼓動する状態を指します。
動悸は日常的なストレス、疲労から「自律神経の乱れ」で引き起こされることが多いですが、持続的な症状や強い不快感がある場合は、注意が必要です。
多くの人がこの症状に悩まされており、心臓に特定の異常がない場合でも、動悸が感じられることがあります。

症状

・心臓が速く鼓動している感じ
・胸部にドキドキやバクバクとした感覚
・息切れや胸の圧迫感
・めまいや気分の不快感

原因

【ストレス】
ストレスが自律神経のバランスを崩し、心拍数が上がることで動悸が引き起こされます。

【生活習慣】
睡眠不足、カフェインの過剰摂取、喫煙などが動悸を悪化させることがあります。

【血流や自律神経の乱れ】
心臓への血流が不十分だったり、自律神経が乱れることで動悸が生じます。

西洋医学的治療

【薬物治療】
β遮断薬や抗不整脈薬が処方されることがあります。

【生活習慣の改善】
ストレス管理、カフェインやアルコールの摂取制限が推奨されます。

【リラクゼーション法】
深呼吸や瞑想、ヨガなどのリラクゼーション法が効果的です。

東洋医学的考え方

東洋医学では、動悸を「心悸」といい、心臓の拍動を自覚して不安な状態を指します。
心身の疲労などにより心神が安定せず心悸となります。

心悸は、動悸だけでなく、息切れ、汗をかきやすい、驚きやすい、恐れやすい、顔色が白い、倦怠感などの症状を合わせもつことがあります。

心悸は、「心」と深いかかわりがあるため心を補う治療を行います。

当院の治療

【自律神経の調整】
自律神経のバランスを整えることで、心拍数を正常に保ち、動悸の軽減を目指します。
鍼灸治療により、全身のリラックスを促進し、心機能の改善を図ります。

【胸部や背中へのアプローチ】
手足や背中などの全身に鍼を施し、血流を改善することで、動悸を和らげます。

【ストレス緩和】
鍼灸治療を通じて全身の緊張を緩和し、心を落ち着かせることで、動悸の予防と改善を目指します。

まとめ

鍼灸治療によって、動悸の症状を緩和し、心機能を正常化することができます。
自律神経の調整や心拍の安定化を通じて、動悸の改善を目指します。
鍼灸治療を取り入れて、動悸を和らげ、安心した日常生活を取り戻しましょう。