便秘にする当院での鍼灸治療
当院では、第一に鍼灸治療を施すことにより全身の調整を図り、自律神経のバランスを整えます。
施術をする前に自律神経測定器を用いてその時の自律神経の状態を把握してから施術に活かしていきます。
そうすることで的確な施術ができ、高い施術効果が期待できます。
【体全体のバランスの調整】
鍼灸は体内のエネルギー（気）の流れを整えることで、全体的なバランスを取り戻すとされています。
このバランスが整うことで、自律神経の調整につながり、副交感神経の活動で動きの活発となる腸に働きかけて便秘の症状を緩和する効果が期待されます。
【腸の運動促進】
鍼灸による刺激は、腸の運動（蠕動運動）を促進するとされています。
特定の鍼灸ポイントを刺激することで腸の収縮が活発化し、排便を助ける作用が期待されます。
【ストレスの軽減】
鍼灸はストレスを軽減し、自律神経のバランスを整える効果があるとされています。
ストレスや緊張が便秘の原因となる場合、鍼灸によってリラックスしやすい状態に調整され、排便を促進することが期待されます。
【消化器系の調整】
鍼灸によって消化器系全体のバランスが整えられると考えられています。
特定の鍼灸ポイントを刺激することで、消化器官の機能が活性化され、便通が改善されるとされています。
便秘の東洋医学的な診方
【気（気血）の滞り】
東洋医学では、「気」と「血」が体内を流れることで健康を維持するとされています。
気の滞りや血の不足が便秘を引き起こす原因となると考えられます。
特に脾臓や大腸の気の滞りが便秘に関連するとされます。
【腸内の湿邪（しつじゃ）や痰（たん）】
東洋医学では、湿邪や痰といった概念があり、これらが体内に滞ることで便秘を引き起こすとされます。湿邪や痰は、不健康な食生活や環境、気候の影響によって生じると考えられます。
【脾臓や腎臓の不調】
東洋医学では、臓腑（諸臓、五臓六腑）という臓器や系統に対応する概念があります。
脾臓や腎臓のバランスの乱れが、便秘の原因とされることがあります。
【食生活や生活習慣の影響】
食事や生活習慣が便秘に影響を与えるとされます。
食事の質や量、食物繊維の不足、水分摂取不足、不規則な生活リズムなどが便秘の原因とされます。
便秘に。自宅で出来るセルフケア
【食事改善】
食物繊維を多く含む食品（野菜、果物、穀物、豆類など）を摂取することが重要です。
食物繊維は便のかさを増やし、腸の運動を促進します。
また、水分摂取も重要です。水分を十分に摂ることで、便の柔軟性が増し排便を促進します。
【運動】
日常的な運動は腸の動きを活性化させます。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から始め、定期的な運動習慣を身につけることが効果的です。
【ストレス管理】
ストレスが便秘に影響を与えることがあります。
リラックスやストレス軽減のためのテクニック（瞑想、深呼吸、ヨガなど）を取り入れてみましょう。
【規則正しい排便習慣】
毎日同じ時間帯に排便する習慣を身につけることも効果的です。
特定の時間にトイレに行く習慣を作ることで、腸のリズムが整いやすくなります。
【腸内環境を整える】
プロバイオティクス（善玉菌）を含む食品やサプリメントを摂取することで、腸内のバランスを整えることができます。
【鍼灸やマッサージ】
腹部の鍼灸やマッサージが便通を促進するのに役立つ場合があります。
特に腸の位置に刺激を与えることで蠕動運動を刺激することが期待されます。
便秘の原因を知って悪化を予防しよう
【食生活と水分摂取不足】
食物繊維や水分不足は便の柔軟性を失わせ、排便を困難にします。
バランスの取れた食事や水分摂取が重要です。
【運動不足】
運動不足は腸の動きを鈍くし、便秘を引き起こす原因になります。
体を動かすことで腸の動きも活性化されます。
【ストレスと精神的な要因】
ストレスや不安は腸の動きに影響を与え、便秘を引き起こすことがあります。
精神的なストレスが便秘の原因となることもあります。
【薬の副作用】
特定の薬（鎮痛剤、抗うつ剤、抗アレルギー薬など）は便秘を引き起こす可能性があります。
【腸内の問題】
腸の疾患や病気、狭窄、機能障害などが便秘を引き起こすことがあります。
【ホルモンの変化】
妊娠中や月経周期中のホルモンの変化が、便秘を引き起こすことがあります。
